生須村(読み)なますむら

日本歴史地名大系 「生須村」の解説

生須村
なますむら

[現在地名]六合村生須

西は白砂しらすな川を境して小雨こざめ村に対し、同村との間に小雨橋が架かる。万治二年(一六五九)の沼田藩領分書上写によると高一六石余。寛文郷帳では田方二斗余・畑方一六石余。寛文三年(一六六三)の沼田藩領新検地控では高四七石余、天和元年(一六八一)郷村品々記録(小林文書)では高九七石余。貞享二年(一六八五)沼田藩領再検地控では高一七石余。元禄郷帳では幕府領、江戸後期には旗本伊丹領で家数一五(御改革組合村高帳)。西の草津くさつ温泉(現草津町)と、入山の暮坂いりやまのくれさか峠を越えて東の伊香保いかほ温泉(現北群馬郡伊香保町)を結ぶ道に沿い、小雨村と半月交代で人馬継立をしていた(元禄一三年両村駄賃詫「六合村誌」所収)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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