群馬県中部、北群馬郡にあった旧町名(伊香保町(まち))。現在は渋川市(しぶかわし)の南西端に位置する地域。旧伊香保町は1889年(明治22)町制施行。2006年(平成18)渋川市に合併。榛名(はるな)火山北東斜面の標高720~810メートルにあり、伊香保温泉は北に吾妻(あがつま)川を隔てて子持(こもち)、小野子(おのこ)の両火山、および遠く谷川岳連峰を望み、東は利根(とね)川を隔てて赤城(あかぎ)山を眺め、眺望の優れた温泉である。町は傾斜地に立地し、300余段の石段の両側階段状に、おもな温泉旅館が木造建てや近代的な鉄筋高層建築で並び、各種団体の厚生施設や土産物(みやげもの)店、娯楽場も多く、伊香保独特の町並みを呈している。
[村木定雄]
『『伊香保誌』(1970・伊香保町)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…榛名山北東斜面にあり,川市の西に接する。伊香保温泉をもつ観光休養地で,就業人口の大半はサービス業従事者で占められる。伊香保の地名は古くから知られ,《万葉集》に伊香保呂・伊香保嶺(榛名山),伊香保沼(榛名湖)などと見える。…
※「伊香保」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加