産の神(読み)ウブノカミ

デジタル大辞泉 「産の神」の意味・読み・例文・類語

うぶ‐の‐かみ【産の神】

産神うぶがみ1」に同じ。
「月の障りとどまりて―の御身に入らせ給ひて」〈伽・熊野の御本地
産土神うぶすながみ」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「産の神」の意味・読み・例文・類語

うぶ【産】 の 神(かみ)

  1. うぶがみ(産神)
    1. [初出の実例]「月の障りとどまりて、うぶの神の御身に入らせ給ひて」(出典:御伽草子・熊野の本地(室町末))
  2. うぶがみ(産神)
    1. [初出の実例]「よろづの物につかさどれる神おはす。〈略〉むすぶの神はうぶの神也」(出典:奥義抄(1135‐44頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android