産地品種銘柄(読み)さんちひんしゅめいがら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「産地品種銘柄」の意味・わかりやすい解説

産地品種銘柄
さんちひんしゅめいがら

米の銘柄について一定産地の一定品種をいう言葉内地米の銘柄は国銘柄に始ったものであるが,品種改良が進むにつれて 1935年頃から品種による格差をいう品種銘柄という言葉が出てきた。うまい米づくりの要諦は品種の選択にあるが,その品種に適さない環境でつくっても品質はよくならない。品種銘柄も産地銘柄も,それだけでは優良米とはならず,産地とそれに適した品種を組合せて初めて優良米ができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android