産屋装束(読み)うぶやそうぞく

精選版 日本国語大辞典 「産屋装束」の意味・読み・例文・類語

うぶや‐そうぞく‥サウゾク【産屋装束】

  1. 〘 名詞 〙 産屋にいるときに着る白装束。産屋ではすべて白色を用いる習わしとなっていた。
    1. [初出の実例]「母屋(もや)御簾(みす)の内にぞうぶ屋さうぞくしたるしうとどもいと多く居たる」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開下)

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