田丸村(読み)たまるむら

日本歴史地名大系 「田丸村」の解説

田丸村
たまるむら

[現在地名]六日市町真田さなだ

桟敷さじき村の東、吉賀よしが川の右岸にある。蛇行する吉賀川に沿って安芸廿日市あきはつかいち街道が通る。北は大野原おおのばら(現柿木村)。明治四年(一八七一)の万手鑑によると古高一九四石余、寛永一四年(一六三七)の検地高二二二石余、明治四年の総高三一四石余・反別四六町九反余、家数五一(本百姓四八・小百姓一・寺一・医師一)・人数一五九、牛二三・馬一、高札場一、米蔵一、質屋一、山王社、鉄砲三、紙漉舟一四。同手鑑によると吉賀下領組一九ヵ村(田丸・七村・桟敷・七日市・下堂・上高尻・下高尻・抜舞・月和田・月瀬・奥木部谷・下木部谷・大野原・柿木・福川・椛谷・白須山・大井谷・下須)の代官所があり、田丸七ヵ村の庄屋がいた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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