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田分け たわけ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

田分け
たわけ

江戸時代,農民が田畑を分割相続したこと。幕府諸藩が分地制限令を出したのは,こうした分割によって耕地が零細化し,担税能力が減少することを防ごうとしたものである。零細化して水呑百姓となるおそれがあるところから田分けするものを「戯け (呆け) 」と呼んだ。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

た‐わけ【田分け】

分家または遺産相続で、田を分け与えること。

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大辞林 第三版の解説

たわけ【田分け】

分家や遺産相続で、田を分けること。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の田分けの言及

【丹後国】より

…このほか地域の生産物をうかがう資料として貢納物をみると,田辺藩では米のほかに鍛冶炭代米,木売役米,肴米,塩浜年貢,竹皮,奉書,塩浜,鯉網,鳴子網,唐網,請藪,雉子,渋柿,鮭,入木,塩,端折紙,小奉書,青梅,栗,山椒,煎海鼠,大豆,胡麻,麻苧,真綿,茶,桐実など,峰山藩では忍冬花,真綿,麻苧,渋柿など,久美浜代官所領では藍,紅花,麻,桑,漆,楮,茶などがあった。由良川・野田川などの流域や海岸地帯の村々では,〈田分け〉と称する田地の割替が広範囲に行われ,割替の期間は5~20年,定期,不定期とさまざまであった。なかには伊禰浦(いねうら)3ヵ村(日出・平田・亀島。…

【割地・地割】より

…その内容,形式は各地で異なり,田のみを割り替える場合,田畑ともに割替えを行う場合,古田のみ行われる場合,新田のみの場合,山林・秣場(まぐさば)についても行われる場合などがあり,年限も3年,5年,10年あるいは20年などいろいろで,割替えの標準も,そのつど配当割数に増減のある場合と,配当数がつねに一定不動の場合とがある。その呼名も割地・地割のほか碁盤割(加賀,能登,越前),苗割もしくは名割,軒前割(越後),田分け(丹後),鬮持(くじもち)(宇和島),地組(筑後),門割(かどわり)制度(薩摩)など,いろいろである。 割地発生の由来については,共同開墾地の利益の均分から発生したとする共同開墾説,水損を均分するためという水損均分説,土地の肥瘠・便否を平均し貢租の負担を公平にするために行われたとする徴税便宜説,班田制を耕地共有制とみなしてその遺制とする班田遺制説などがある。…

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