遺産相続(読み)イサンソウゾク

百科事典マイペディアの解説

遺産相続【いさんそうぞく】

一般的には財産の相続をいう。民法旧規定では,特に戸主の地位の相続たる家督相続に対して家族の死亡による財産相続をさした。現行法ではこの意味の相続は廃止された。
→関連項目遺産

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大辞林 第三版の解説

いさんそうぞく【遺産相続】

死者の残した財産を相続すること。旧民法では、戸主の地位の相続である家督相続に対し、戸主以外の家族の遺産の相続をさした。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

遺産相続
いさんそうぞく

死者の残した財産を受け継ぐこと。1947年(昭和22)の改正前の民法では、相続には、戸主について行われる家督相続と、戸主以外の家族について行われる遺産相続との2種が区別されていた。家督相続が戸主たる身分(およびそれに伴う財産)の相続であったのに対し、遺産相続は純然たる財産相続であった。第二次世界大戦後、民法の改正で家督相続が廃止された結果、遺産相続ということばもなくなり、すべて単に相続ということばでよばれることになった。改正前の遺産相続人は、被相続人の直系卑属、配偶者、直系尊属、被相続家の戸主の4種で、この順序で相続することになっていて、家督相続の場合のような指定・選定の相続人は認められなかった。[高橋康之・野澤正充]

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