田坂勝彦(読み)タサカ カツヒコ

20世紀日本人名事典 「田坂勝彦」の解説

田坂 勝彦
タサカ カツヒコ

昭和期の映画監督



生年
大正3(1914)年5月28日

没年
昭和54(1979)年9月20日

出生地
広島県三原市沼田東町

学歴〔年〕
尾道中卒

経歴
百貨店勤務を経て、昭和12年日活京都撮影所監督部に入社。17年大映に移籍、27年監督となり、長谷川一夫主演の「勘太郎月夜唄」でデビュー。主な作品に市川雷蔵の「又四郎喧嘩旅」「柳生連也斎・秘伝月影抄」「鼠小僧忍び込み控え・子の刻参上」、勝新太郎主演の「森の石松」「旅は気まぐれ風まかせ」「東海道の野郎ども」など。39年の「夕日拳銃」からTV作品の演出を手がけ、「銭形平次捕物控」「大岡越前守」「水戸黄門」「伝七捕物帖」などを撮る。40年大映を退社してフリーとなった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android