田多羅村(読み)たたらむら

日本歴史地名大系 「田多羅村」の解説

田多羅村
たたらむら

[現在地名]市貝町多田羅たたら

上根かみね村の南に位置し、村内を小貝こかい川が南流する。北東市塙いちはな村、西は赤羽あかばね村。多田羅、田々良とも記される。慶安郷帳では田一八六石余・畑一三三石余(ただし都合高は三〇〇石)、旗本芦野領。元禄郷帳では高三八八石余で同領。天保郷帳では高六六九石余。小山おやま(現茂木町)高雄たかお明神の朱印地五石があった(享保三年「徳川吉宗朱印状」県立文書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android