市貝町(読み)いちかいまち

日本歴史地名大系 「市貝町」の解説

市貝町
いちかいまち

面積:六五・二六平方キロ

郡北部に位置し、東は茂木もてぎ町、南は益子ましこ町・真岡もおか市、西は芳賀町、北は塩谷しおや高根沢たかねざわ町、那須郡南那須町・烏山からすやま町。町北部より南流する小貝こかい川は市塙いちはな地区でさくら川を合せ、益子町方面に流れる。町南部を真岡鉄道、南西部の赤羽あかばね地区を国道一二三号が通る。近世は芳賀郡に属し、元禄郷帳などによれば現町域に一八ヵ村あり、その村名はほぼ現在の大字名として残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「市貝町」の意味・わかりやすい解説

市貝〔町〕
いちかい

栃木県東部下野平野の東部にある町。 1954年市羽 (いちはね) ,小貝 (こかい) 2村が合体して市貝村となり,72年町制。中心地区は市塙 (いちはな) で,沖積低地上にあり,米菓,時計部品の製造工場が立地,真岡鐡道が通る。周辺では米,ムギ,トマトおよびタバコを栽培。重要文化財入野家住宅,大畑武者絵資料館などがある。町域の一部は那珂川県立自然公園に属する。面積 64.25km2人口 1万1262(2020)。

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