20世紀日本人名事典 「田村嘉平」の解説 田村 嘉平タムラ カヘイ 明治〜昭和期の棋士 囲碁6段。 生年明治10(1877)年 没年昭和12(1937)年5月19日 出生地島根県 経歴11歳の時、囲碁を覚え、14歳の頃には近郷に敵なしとなる。明治25年佐々田懋代議士の知遇を得てその食客となり、囲碁棋士を志して、26年方円社の塾生となる。28年初段、30年2段を許される。徴兵検査で郷里に帰るが、33年京都に出て、34年初めて木屋町に一門戸を張る。34年3段、39年4段となり、41年5段に昇り、方円社京都支部長となる。大正2年大阪市に移り、方円社大阪分社の責務を取り締まる。11年6段。13年日本棋院の設立に参画、関西支部長となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田村嘉平」の解説 田村嘉平 たむら-かへい 1877-1937 明治-昭和時代前期の囲碁棋士。明治10年生まれ。26年方円社の塾生となる。28年初段。41年5段にのぼり,方円社京都支部長。大正11年6段,13年日本棋院設立に参加,関西支部長となった。昭和12年5月19日死去。61歳。島根県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by