田町新道(読み)たまちしんみち

日本歴史地名大系 「田町新道」の解説

田町新道
たまちしんみち

[現在地名]金沢市天神町てんじんまち一―二丁目・桜町さくらまち

町東端で南に折れる道に沿う。両側町で地子町。北は吹屋ふきや町に続く。町立ては寛文五年(一六六五)に行われた周辺相対請地の城下繰入れ以降のことであろう。文政六年(一八二三)までは田町新たまちしん町と称していた(「又新斎日録」加賀藩史料)。文化八年(一八一一)肝煎は藤右衛門、組合頭は小左衛門で家数一一八、うち武士・足軽・小者の居住が七五軒を占め、町人の職業では稼職(一八軒)が群を抜いている(金沢町絵図名帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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