田頭(読み)でんとう

精選版 日本国語大辞典 「田頭」の意味・読み・例文・類語

でん‐とう【田頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 田のほとり。田のかたわら。
    1. [初出の実例]「従去月廿八日雨下、田頭有愁気云々」(出典御堂関白記‐寛弘六年(1009)七月一二日)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐遊城南詩・賽神〕
  3. 田のほとりのように、広くひらけた場所野外
    1. [初出の実例]「定綱兄弟留于信遠宅前田頭」(出典:吾妻鏡‐治承四年(1180)八月一七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む