デジタル大辞泉 「由めく」の意味・読み・例文・類語 よし‐め・く【由めく】 [動カ四]わけがありそうに振る舞う。また、由緒ありげに見える。よしばむ。「女君の御有様も世づかはしく―・きなどもあらぬを」〈源・末摘花〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「由めく」の意味・読み・例文・類語 よし‐め・く【由めく】 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 ) 由緒ありげにみえる。また、わけがありそうにふるまう。よしばむ。[初出の実例]「すべてさこそあらめと、人のためしにしつべき人がらなり、艷がりよしめくかたはなし」(出典:紫式部日記(1010頃か)消息文) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例