最新 地学事典 「由利原油・ガス田」の解説
ゆりはらゆ・ガスでん
由利原油・ガス田
Yurihara oil and gas field
秋田県本荘市(現,由利本荘市)の南南東15km,由利原台地上に位置。産油地域は東西1.5km,南北5km。油・ガス層は,下部天徳寺層の凝灰質砂岩,女川層中の凝灰岩・砂岩および西黒沢層中の酸性凝灰岩・玄武岩類。産出能力および埋蔵量の面から特に重要な油層は西黒沢層の玄武岩類。玄武岩類は海底に噴出した溶岩や火砕岩類で,初生的な孔隙のほかに,フラクチャーや溶脱などの二次的な孔隙によって良好な孔隙率・浸透率を有していると考えられている。1975年に,由利原AK-1によって下部天徳寺層にガスの賦存を確認,81年から生産開始。2022年現在稼働中。
執筆者:服部 昌樹・川田 耕司
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

