デジタル大辞泉 「甲声」の意味・読み・例文・類語 かん‐ごえ〔‐ごゑ〕【甲声】 かん高い声。高くひびく声。「錆を含んだ、芸人らしい―を絞って」〈谷崎・幇間〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「甲声」の意味・読み・例文・類語 かん‐ごえ‥ごゑ【甲声】 〘 名詞 〙 高く鋭くひびく音声。かん高い声。かんばしった声。[初出の実例]「何処かに錆を含んだ、芸人らしい甲声(カンゴヱ)を絞って、女の袂を掠めたり」(出典:幇間(1911)〈谷崎潤一郎〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例