甲声(読み)カンゴエ

デジタル大辞泉 「甲声」の意味・読み・例文・類語

かん‐ごえ〔‐ごゑ〕【甲声】

かん高い声。高くひびく声。
「錆を含んだ、芸人らしい―を絞って」〈谷崎幇間

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「甲声」の意味・読み・例文・類語

かん‐ごえ‥ごゑ【甲声】

  1. 〘 名詞 〙 高く鋭くひびく音声。かん高い声。かんばしった声。
    1. [初出の実例]「何処かに錆を含んだ、芸人らしい甲声(カンゴヱ)を絞って、女の袂を掠めたり」(出典:幇間(1911)〈谷崎潤一郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む