甲蠃(読み)カセ

デジタル大辞泉 「甲蠃」の意味・読み・例文・類語

かせ【甲蠃/石子】

《「がぜ」とも》ウニ別名。また、その殻。
御肴みさかなに何よけむあはび栄螺さだをか―よけむ」〈催馬楽我家

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「甲蠃」の意味・読み・例文・類語

かせ【甲蠃・石陰子】

  1. 〘 名詞 〙 ウニ類、およびその殻(から)。がぜ。かぶとがい。
    1. [初出の実例]「凡そ北の海に捕る雑(くさぐさ)の物は〈略〉蕀甲蠃(うに)〈略〉甲蠃(かせ)」(出典出雲風土記(733)秋鹿)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android