デジタル大辞泉 「申し行ふ」の意味・読み・例文・類語 もうし‐おこな・う〔まうしおこなふ〕【申し行ふ】 [動ハ四]1 申し上げる。言上する。「和銅三年と言ふ年、天皇に―・ひて」〈今昔・一一・一四〉2 とりおこなう。とりさばく。「たとひ入道非拠を―・ふとも」〈平家・三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「申し行ふ」の意味・読み・例文・類語 もうし‐おこな・うまうしおこなふ【申行】 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙① 申しあげる。言上する。[初出の実例]「和銅三年と云ふ年、天皇に申し行ひて、彼の山階の陶原の家に堂をためして」(出典:今昔物語集(1120頃か)一一)② 取りさばく。処置する。行なう。[初出の実例]「たとひ入道非拠を申をこなふ共、一度はなどかきこしめし入ざるべき」(出典:平家物語(13C前)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例