デジタル大辞泉 「申開く」の意味・読み・例文・類語 もうし‐ひら・く〔まうし‐〕【申(し)開く】 [動カ五(四)]「言い開く」の謙譲語。申し開きをする。弁明する。「身の潔白を―・こうとした」〈里見弴・多情仏心〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「申開く」の意味・読み・例文・類語 もうし‐ひら・くまうし‥【申開】 〘 他動詞 カ行四段活用 〙① ( 「言い開く」の謙譲語 ) 考えを、詳しく申しあげる。事情・理由などを申しあげてはっきりさせる。[初出の実例]「悲哉(かなしきかな)、此条、故亡父尊霊再誕し給はずは、誰の人か愚意の悲歎を申ひらかん」(出典:平家物語(13C前)一一)② 弁明する。弁解する。言いわけする。[初出の実例]「我がとがも無い処を申し開かうとすれども」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例