言開く(読み)イイヒラク

精選版 日本国語大辞典 「言開く」の意味・読み・例文・類語

いい‐ひら・くいひ‥【言開】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 事情、理由などを言って明らかにする。説明して言い聞かせる。弁明する。申し開く。
    1. [初出の実例]「有(あり)つる有様も云開(いひひらき)なむと思ふ程に」(出典今昔物語集(1120頃か)三〇)
    2. 「ふたつの不思議の子細をも、分明にいいひらかずして、ひとのこころをまどはすこと」(出典:歎異抄(13C後))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む