言開く(読み)イイヒラク

デジタル大辞泉 「言開く」の意味・読み・例文・類語

いい‐ひら・く〔いひ‐〕【言(い)開く】

[動カ五(四)]事情を説明して理由をはっきりさせる。弁明する。
「『哲学青年』と目される事を―・くとともに」〈長与竹沢先生と云ふ人

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精選版 日本国語大辞典 「言開く」の意味・読み・例文・類語

いい‐ひら・くいひ‥【言開】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 事情、理由などを言って明らかにする。説明して言い聞かせる。弁明する。申し開く。
    1. [初出の実例]「有(あり)つる有様も云開(いひひらき)なむと思ふ程に」(出典今昔物語集(1120頃か)三〇)
    2. 「ふたつの不思議の子細をも、分明にいいひらかずして、ひとのこころをまどはすこと」(出典:歎異抄(13C後))

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