男は時宜に余れ(読み)おとこはじぎにあまれ

精選版 日本国語大辞典 「男は時宜に余れ」の意味・読み・例文・類語

おとこ【男】 は 時宜(じぎ)に余(あま)

男は謙遜(けんそん)気持を十分に持て。男の遠慮はしすぎるくらいでよいの意。
※虎寛本狂言・乳切木(室町末‐近世初)「『なぜにふみ込で勝負を被成ぬぞ』『はて、男は時宜にあまれといふ〈略〉』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android