男は閾を跨げば七人の敵がある(読み)おとこはしきいをまたげばしちにんのかたきがある

精選版 日本国語大辞典 の解説

おとこ【男】 は 閾(しきい)を=跨(また)げば[=踏(ふ)み出(だ)すと]七人(しちにん)の敵(かたき・てき)がある

  1. 男が社会に出て活動すれば、常に多くの敵がある。「男は外へ出れば七人の敵がある」とも。
    1. [初出の実例]「殊(こと)喧嘩(けんくゎ)降物、男は閾を踏出すと、七人の敵があるといへば」(出典浄瑠璃双蝶蝶曲輪日記(1749)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android