男は閾を跨げば七人の敵がある(読み)おとこはしきいをまたげばしちにんのかたきがある

精選版 日本国語大辞典 の解説

おとこ【男】 は 閾(しきい)を=跨(また)げば[=踏(ふ)み出(だ)すと]七人(しちにん)の敵(かたき・てき)がある

  1. 男が社会に出て活動すれば、常に多くの敵がある。「男は外へ出れば七人の敵がある」とも。
    1. [初出の実例]「殊(こと)喧嘩(けんくゎ)降物、男は閾を踏出すと、七人の敵があるといへば」(出典浄瑠璃双蝶蝶曲輪日記(1749)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む