デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「男狭磯」の解説 男狭磯 おさし 「日本書紀」にみえる海人(あま)。阿波(あわ)(徳島県)長邑(ながのむら)の人。允恭(いんぎょう)天皇14年,天皇の淡路(あわじ)島での狩りを成功させるため,赤石(あかし)(明石)の水深60尋(ひろ)(約110m)の海にもぐり,島の神にそなえる真珠をもった大蝮(あわび)をだきあげたが,直後に死んだ。天皇はその死をかなしみ墓をたてさせたという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by