男自物(読み)おとこじもの

精選版 日本国語大辞典 「男自物」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐じものをとこ‥【男自物】

  1. 〘 名詞 〙 ( 副詞的に用いる ) 男ではあるがの意か。おのこじもの。
    1. [初出の実例]「吾妹子が 形見に置ける 緑児の 〈略〉烏徳自物(ヲトコジもの) 脇ばさみ持ち」(出典:万葉集(8C後)二・二一〇)

男自物の補助注記

「体言」+「じもの」で、「犬(いぬ)じもの」「鴨(かも)じもの」などと同じ語構成と考えられるが、他の例では、たとえば「犬じもの」は、犬ではないが、犬のようにという比喩として用いられるのに対して、「男じもの」は比喩に用いられることはなく、もっぱら「男でありながら男らしくなく」と前者とは逆の意味に用いられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む