画竜点睛を欠く(読み)ガリョウテンセイヲカク

デジタル大辞泉 「画竜点睛を欠く」の意味・読み・例文・類語

画竜がりょう点睛てんせい

よくできていても、肝心なところが欠けているために、完全とはいえないこと。→画竜点睛
[補説]「がりゅう」とは読まない。また、「点睛」を「点晴」、「欠く」を「書く」とは書かない。

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精選版 日本国語大辞典 「画竜点睛を欠く」の意味・読み・例文・類語

がりょうてんせい【画龍点睛】 を 欠(か)

  1. ( 「画龍点睛」の故事から ) 全体としてはよくできているにもかかわらず、肝心なところが不十分であることのたとえ。
    1. [初出の実例]「顔には立派の英雄の標本たる資格が、具はりて居れど、惜しい哉、〈略〉画竜点睛(グヮリャウテンセイ)の妙を欠いて居る」(出典明治天下(1895)〈人見一太郎〉六)

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