画虎(読み)がこ

精選版 日本国語大辞典 「画虎」の意味・読み・例文・類語

が‐こグヮ‥【画虎】

  1. 〘 名詞 〙 絵に描いた虎。また、虎を絵に描くこと。
    1. [初出の実例]「画虎画龍都不似 心寒心暑幾逡巡」(出典:性霊集‐三(835頃)勅賜屏風書了即献表)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐馬援伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「画虎」の読み・字形・画数・意味

【画虎】が(ぐわ)こ

虎をえがく。〔後漢書馬援伝〕季良(馬援)に效(なら)ひて得ざれば、陷りて天下輕の子と爲らん。謂(いはゆる)虎を畫きてらず、反つて狗(いぬ)にするなり。

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