畏自物(読み)かしこじもの

精選版 日本国語大辞典 「畏自物」の意味・読み・例文・類語

かしこ‐じもの【畏自物】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じもの」は「…のようなもの」の意の接尾語。副詞的に用いる ) おそれ多いもの(として)。
    1. [初出の実例]「我が皇太上天皇の大前に、恐古士物(かしコジもの)進退(しじま)ひ匍匐(はらば)ひ廻ほり」(出典続日本紀‐天平元年(729)八月五日・宣命)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android