畏自物(読み)かしこじもの

精選版 日本国語大辞典 「畏自物」の意味・読み・例文・類語

かしこ‐じもの【畏自物】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じもの」は「…のようなもの」の意の接尾語。副詞的に用いる ) おそれ多いもの(として)。
    1. [初出の実例]「我が皇太上天皇の大前に、恐古士物(かしコジもの)進退(しじま)ひ匍匐(はらば)ひ廻ほり」(出典続日本紀‐天平元年(729)八月五日・宣命)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む