畔田新田(読み)あぜたしんでん

日本歴史地名大系 「畔田新田」の解説

畔田新田
あぜたしんでん

[現在地名]四街道市四街道・四街道一―三丁目・萱橋かやばしなど

現在の四街道市の中心市街地一帯。畔田村(現佐倉市)の南部にあたり、東は栗山くりやま村、南は和良比わらび村。もとは下志津しもしづ原とよばれる原野で、周辺村の入会秣場として利用されていたとみられるが、徐々に周辺村によって開拓が進められた。「印旛郡誌」によると江戸時代後期に至り内黒田うちくろだ村・鹿渡ししわたし村・畔田村、下志津村(現佐倉市)四ヵ村立会いのもと分間が行われ、内黒田村分二町五反余、鹿渡村分二〇町五反余、畔田村分二三町六反余、下志津村分五四町三反余および畔田村持二三町五反余とされ、秣刈取野銭上納などは従来どおりとなった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android