畜生面(読み)チクショウヅラ

デジタル大辞泉 「畜生面」の意味・読み・例文・類語

ちくしょう‐づら〔チクシヤウ‐〕【畜生面】

畜生のような顔つき。義理人情を欠く者をののしっていう語。
「姉を去れの離別のとは、ようもいうた、―」〈浄・堀川波鼓

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「畜生面」の意味・読み・例文・類語

ちくしょう‐づらチクシャウ‥【畜生面】

  1. 〘 名詞 〙 畜生のような顔つき。また、義理や人情を知らない者をののしっていう語。他をうらやみ、ねたんでいうのにも用いる。
    1. [初出の実例]「おのれめは姉を去れの離別のとは、よふもいふた畜生つら」(出典:浄瑠璃・堀川波鼓(1706頃か)中)

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