番所鼻古墳群（読み）ばんしよがはなこふんぐん

日本歴史地名大系 「番所鼻古墳群」の解説

番所鼻古墳群
ばんしよがはなこふんぐん

[現在地名]国東町北江 番所鼻

海岸段丘上にある古墳群。一号墳が前方後円墳で、全長約三五メートル、後円部径一八メートル、後円部の高さ約四メートル。前方部を南に向ける。墳丘の保存はよく、とくに東側面は墳丘の二段築成の様子を示し、葺石が残る。前方部がやや発達した形式の古墳である。これより海岸崖面寄りに五基の円墳と一基の円墳の痕跡がある。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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