番銭(読み)ばんせん

精選版 日本国語大辞典 「番銭」の意味・読み・例文・類語

ばん‐せん【番銭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 背に数字が記してある古銭。寛永通宝銭に一から一六まで、元和通宝銭に一から三〇までの背文のあるもの、また、南宋の淳凞元宝、嘉泰通宝、開禧通宝などに鋳造年号の数字を記した背文のあるものなどをいう。
    1. [初出の実例]「御番銭三百疋運二上之一」(出典:大館常興日記‐天文一〇年(1541)一二月二二日)
  3. ② 江戸時代、江戸市中の清掃費などにあてるため、毎月町費として取りたてた金銭。
    1. [初出の実例]「大家さまの節句銭、番銭(バンセン)、ごみせん」(出典:談義本・教訓乗合船(1771)一)

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