日本大百科全書(ニッポニカ) 「異型配偶子」の意味・わかりやすい解説 異型配偶子いけいはいぐうし 生物の生殖において配偶子どうしが合体するとき、それらの形、大きさ、行動のうえで差がみられる場合、互いに異型配偶子であるという。同型配偶子の対語。これら異型配偶子どうしの差は性の相違にあたり、典型的な例としては雄性の精子と雌性の卵があげられるが、藻類などには相対的な関係で決まるものもあり、それらの間にはさまざまの段階がみられる。[木下清一郎][参照項目] | 配偶子 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例