精選版 日本国語大辞典 「異縁」の意味・読み・例文・類語 い‐えん【異縁・違縁】 〘 名詞 〙 仏語。真の対象とはちがったものに心が影響されること。また、その影響を与えるもの。思いがけないことがら。[初出の実例]「遇二諸違縁一。数被二残害一」(出典:往生要集(984‐985)上末)「臨終に病苦にせめられむ、違縁に逢て、正念観前せむこと、誠にかたし」(出典:梵舜本沙石集(1283))[その他の文献]〔大日経疏‐八〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例