ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「異質染色質」の意味・わかりやすい解説 異質染色質いしつせんしょくしつheterochromatin 染色体を塩基性色素で染色したとき特に濃く染まる現象,つまり異常凝縮 (ヘテロピクノーシス heteropycnosis) を起す部分。真正染色質に対する語。性染色体は大部分が異質染色質からできていて,これにより静止期や前期でも見分けられることがある。転写不活性で,デオキシリボ核酸 DNA分解酵素の作用を受けにくい。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by