畳み寄せる(読み)たたみよせる

精選版 日本国語大辞典 「畳み寄せる」の意味・読み・例文・類語

たたみ‐よ・せる【畳寄】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 サ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]たたみよ・す 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 物をたたんで一方によせる。また、折りたためるようになっている物をたたむ。
    1. [初出の実例]「屏風なども皆たたみよせ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)野分)
  2. [ 2 ] 〘 自動詞 サ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]たたみよ・す 〘 自動詞 サ行下二段活用 〙 大勢または多くのものが波状に押し寄せる。
    1. [初出の実例]「韃靼夷聞きおぢして二の足に成所を畳(タタミ)よせて乗っとらん」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む