畳句歌(読み)ジョウクウタ

デジタル大辞泉 「畳句歌」の意味・読み・例文・類語

じょうく‐うた〔デフク‐〕【畳句歌】

1首の中に同じ語句を重ねて詠んだ歌。「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」「あか明や明明明や明明や明明明や明明や月」などの類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「畳句歌」の意味・読み・例文・類語

じょうく‐うたデフク‥【畳句歌】

  1. 〘 名詞 〙 一首なかに同じ語句を重ねてよみこむ歌。
    1. [初出の実例]「畳句歌 同事をかさねよむなり」(出典:奥義抄(1135‐44頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む