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疎籬(読み)そり

精選版 日本国語大辞典 「疎籬」の意味・読み・例文・類語

そ‐り【疎籬・疏籬】

  1. 〘 名詞 〙 まばらにゆってある垣根。あらがき。
    1. [初出の実例]「冷淡気余賓礼薄、疎籬陰遠客根迂」(出典:田氏家集(892頃)下・秋日竹日懐古)
    2. 「此時疎籬を隔てて、一両の馬車走り来るを見る」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三七)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐陪鄭広文遊何将軍山林詩〕

あばら‐まがき【疎籬】

  1. 〘 名詞 〙 まばらに結った、すきまの多い垣根。
    1. [初出の実例]「我庵のあばら籬に柴そへておいらくのこば立ちもかくれん〈藤原知家〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「疎籬」の読み・字形・画数・意味

【疎籬】そり

あらいまがき。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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