疑謗(読み)ぎぼう

精選版 日本国語大辞典 「疑謗」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐ぼう‥バウ【疑謗】

  1. 〘 名詞 〙 うたがいをいだき、そしること。
    1. [初出の実例]「上根にあらずよりは、疑謗をまぬがれがたし」(出典:正法眼蔵(1231‐53)法華転法華)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「疑謗」の読み・字形・画数・意味

【疑謗】ぎぼう(ばう)

疑いそしる。〔南史、謝瞻伝〕瞻、之れ(謝)を見て曰く、汝は國の大臣爲り。戎(軍)の重き(す)ぶ。く出でなば、必ず疑謗を生ぜんと。

字通「疑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android