上根(読み)ジョウコン

精選版 日本国語大辞典 「上根」の意味・読み・例文・類語

じょう‐こんジャウ‥【上根】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① ( 形動 ) ( 「上機根(じょうきこん)」の意 ) 仏語。すぐれた能力・資質。すぐれた能力のあること。また、その人。上機。⇔下根。
    1. [初出の実例]「又或有二衆生一。執レ理惑レ教。即同二上根一」(出典:法華義疏(7C前)一)
    2. 「糞掃衣(ふんぞうえ)常乞食(じゃうこつじき)は是れ上根の所行」(出典:正法眼蔵随聞記(1235‐38)二)
    3. 「上代はきも上こむにして、ちへも大智恵なるべし」(出典:幸若・大織冠(室町末‐近世初))
    4. [その他の文献]〔法華文句‐四上〕
  3. ② ( 形動 ) 根気のよいこと。忍耐強いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「医書を才覚して写し本にする程のじゃうこんなくては」(出典:浮世草子・西鶴織留(1694)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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