疫病神で敵をとる(読み)やくびょうがみでかたきをとる

精選版 日本国語大辞典 「疫病神で敵をとる」の意味・読み・例文・類語

やくびょうがみ【疫病神】 で 敵(かたき)をとる

  1. 疫病神が取り付いて、かねてから敵とねらっていた者の命をとってくれる。自分から手を下さなくても、意外な好機がきて目的を達するたとえにいう。疫病の神で敵をとる。
    1. [初出の実例]「町内はやくびゃう神で敵(カタキ)とる宿老の犬好」(出典浮世草子・当世銀持気質(1770)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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