疱瘡地蔵・正長徳政記念碑(読み)ほうそうじぞう・しようちようとくせいきねんひ

日本歴史地名大系 の解説

疱瘡地蔵・正長徳政記念碑
ほうそうじぞう・しようちようとくせいきねんひ

[現在地名]奈良市柳生町

柳生中やぎゆうなか村から阪原さかはらに通じる間道山手にある。円形の自然岩に地蔵立像を彫り、像の右側に元応元年(一三一九)刻銘がある。古くから疱瘡神として信仰され、もとは地蔵堂内に祀られ、傍らに参籠堂が建っていたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android