精選版 日本国語大辞典 「疱瘡流」の意味・読み・例文・類語 いも‐ながし【疱瘡流】 〘 名詞 〙 疱瘡(ほうそう)にかかった人が、軽くすませるために、疱瘡の病原と考えた疱瘡神を送り出す呪法。種痘が普及してからは、種痘ののち桟俵(さんだわら)に赤か五色の幣(ぬさ)を立て、赤飯を供えて川に流す。この風習は全国的であるが、この名称は北陸や秋田県にある。えも流し。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例