疾雷耳を掩うに暇あらず(読み)しつらいみみをおおうにいとまあらず

精選版 日本国語大辞典 「疾雷耳を掩うに暇あらず」の意味・読み・例文・類語

しつらい【疾雷】 耳(みみ)を掩(おお)うに=暇(いとま)あらず[=及(およ)ばず]

相手行動が急激で防ぐいとまがないさまをたとえていう。
浮城物語(1890)〈矢野龍渓五三神速機敏にして疾雷耳を掩ふに暇あらざるがごときに因るならん」 〔六韜‐龍韜・軍勢〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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