病み付く(読み)ヤミツク

デジタル大辞泉 「病み付く」の意味・読み・例文・類語

やみ‐つ・く【病み付く】

[動カ五(四)]
病気になる。わずらう。「―・いてからもう半月になる」
物事に熱中してやめられなくなる。
あいつ吉原へ連れていて、―・かせてやらう」〈咄・無事志有意〉

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精選版 日本国語大辞典 「病み付く」の意味・読み・例文・類語

やみ‐つ・く【病付】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
  2. 病気にかかる。わずらいつく。
    1. [初出の実例]「其からをっけやみのやうになりて、やみついてしなれたぞ」(出典:史記抄(1477)一三)
  3. 悪習などに染まる。物事に熱中してやめられなくなる。
    1. [初出の実例]「ひょっと手がさはって出来心で、〈略〉それからやみつき、大かた月に十七八度人しれずのかくし喰」(出典:浮世草子・世間娘容気(1717)六)

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