痩猿(読み)ヤセザル

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「痩猿」の意味・読み・例文・類語

やせ‐ざる【痩猿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 痩せた猿。
  3. ( [英語] langur ) オナガザル科のラングール類、とくにネパール・インドに分布するハヌマンラングールの別名。体長約四五~八〇センチメートル。体は細く痩せ、四肢や尾も細長いほお袋はなく、親指がよく発達する。体色は灰褐色で、腹側、頭頂部、尾の先端は白っぽい。一夫多妻の群れをなし、木の実や葉を食べる。森林に生息するが、耕作地や町にも生息し、とくにインドでは神の使いとされ、寺院などで餌付けされている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む