細長い(読み)ホソナガイ

精選版 日本国語大辞典 「細長い」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐なが・い【細長】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ほそなが・し 〘 形容詞ク活用 〙
  2. 細くて長い。せまくて長い。
    1. [初出の実例]「山東六国は皆国が東西へほそなかうて従なぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)酈陸朱劉叔孫第一三)
    2. 「馬鹿に頸の細長(ホソナガ)姉様」(出典:門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉六)
  3. 状態などが、ほそぼそと長く続くさま。
    1. [初出の実例]「とかく細(ホソ)長く、あるひはせめ、或はしりぞき」(出典:洒落本・魂胆惣勘定(1754)下)

ほそく【細】 長(なが)

  1. わずかながらも長く続いている。
    1. [初出の実例]「細くながくと妻客を引手茶や」(出典:雑俳・歌羅衣(1834‐44)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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