痩骨(読み)ソウコツ

デジタル大辞泉 「痩骨」の意味・読み・例文・類語

そう‐こつ【痩骨】

からだがやせていること。また、やせ細ったからだ。
「徒らに―を余せり」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「痩骨」の意味・読み・例文・類語

そう‐こつ【痩骨】

  1. 〘 名詞 〙 からだがやせていること。やせほそったからだ。
    1. [初出の実例]「ほととぎす皆鳴仕舞たり〈芭蕉〉 痩骨のまだ起直る力なき〈史邦〉」(出典:俳諧・猿蓑(1691)五)
    2. 「その衣は爛布の如く〈略〉徒に痩(ソウ)骨を余せり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉三)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐房兵曹胡馬詩〕

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