日本歴史地名大系 「瘤木村」の解説 瘤木村こぶのきむら 京都府:福知山市瘤木村[現在地名]福知山市字瘤木由良川の支流大呂(おおろ)川に沿う村。村の北部に花並(はななみ)山があり、「続日本紀」天平神護二年(七六六)七月二六日条にみえる「華浪山」に比定される。また「延喜式」に記す「花浪」駅の所在地と考えられている。中世佐々岐(ささき)庄下山(しもやま)保(金山郷)の地。近世には村中を加悦(かや)街道が通り峠下集落として宿屋もあった。近世の瘤木村については「丹波志」に「古大呂村支瘤木村」として「高弐拾八石壱斗八升 外ニ高拾石八斗天寧寺領 領主(地脱カ)除」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by