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発火法 はっかほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

発火法
はっかほう

火をおこす方法。民族によって異なるが,代表的なものに,(1) 衝撃法,(2) 摩擦法,(3) おこしピストンなどがある。衝撃法は,旧石器時代にみられ,黄鉄鉱火打石 (石英質の石) とを強く打合せ,火花を火口に取り発火させる方法。摩擦法は,木片をすり合せ,その摩擦によって火を得る方法で,地面に火床と称する木を据え,それにとがった棒を直角に差込んでもむ方法が普通で,世界的に広く分布している。火おこしピストンは,10cmほどの一端を閉じた円筒形の竹,木などに同じ材料でつくったピストンをはめ,圧搾したとき出る熱で火口に火をつける方法で,東南アジアでしばしばみられる。

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世界大百科事典内の発火法の言及

【火】より

…多くの民族の神話が,人間や人間の文化の起源を,人間による火の獲得のモティーフで語っているのも,このような火の根源的な位置を表現したものなのである。
[発火法]
 これらさまざまの火の技術の基本には発火の技術がある。これには大別して摩擦法,打撃法,圧縮法,光学法,化学法,および電気法の6種がある。…

※「発火法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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